【栗林公園】高松在住の筆者おすすめ!香川県高松市の観光スポット・見どころ
栗林公園は、ミシュラン・ジャポンにおいて最高評価の3つ星を獲得した経験もあります。
一歩一景と称されており、四季折々の美しい景観が魅力です。
そこで今回は、栗林公園に何度も訪れた経験のある私が、その魅力や見どころをご紹介します。
栗林公園の歴史
16世紀後半に豪族佐藤氏によって作られ、17世紀前半に当時の讃岐国領主である生駒高俊によって造園されたことが栗林公園の始まりといわれています。
つまり、およそ400年の歴史を持つ由緒ある公園なのです。
明治時代の高等小学読本には「日本三大名園よりも木や石に風雅な趣がある」と記されていたのだとか。
1953年には特別名勝に指定され、現在に至ります。
季節ごとに楽しむ栗林公園の見どころ
東京ドームおよそ3.5個分の広さを持つ公園。
庭全体を回るには、3~4時間程度かかります。
また、同じポイントでも季節ごとに姿を変えるのが魅力です。
そこで、四季折々の見どころをご紹介します。
春〜お花見〜
私が一番おすすめする季節は春です。
春は暖かい日が続き、園内にはほんのりと花の香りが漂います。
さらに園内にはおよそ300本もの桜があり、特に夜桜のライトアップが大人気です。
15時ごろに公園を訪れると、昼間の桜と夜桜の両方が楽しめます。
夏〜新緑〜
花しょうぶや蓮、あじさいなどのカラフルな花が咲き揃っています。
香川は晴れの日が多いので、雨の心配も少ないでしょう。
滝や多くの池が涼を誘います。
秋〜紅葉〜
菊月亭や飛来峰などの近くには紅葉の木が植えられており、美しく風情ある建物によく映えます。
紅葉が美しい11月後半の時期にはライトアップされて、昼間とはまた違った景色が楽しめるのでおすすめです。
秋にもぜひ栗林公園を訪れてみてください。
冬〜コントラスト〜
冬に訪れるなら、2月末の昼間がおすすめです。
香川県はその温暖な気候で有名ですが、2月末は暑すぎず、寒すぎない過ごしやすい気温です。
冬には植物が枯れてしまっているのでは、という心配をされる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は冬にしか見られない色鮮やかな植物があります。
それが赤い実をつけるマンリョウと、椿です。
冬のモノトーンな景色と、目の覚めるような赤色で美しいコントラストが生まれます。
案内
営業時間
開園日は年中無休、営業時間は日の入りから日の出までです。
早朝や夕方に行く場合は、ご注意ください。
具体的な開園時間は以下の通りです。
1月 7:00〜17:00
2月 7:00〜17:30
3月 6:30〜18:00
4月 5:30~18:30
5月 5:30~18:30
6月 5:30~19:00
7月 5:30~19:00
8月 5:30~19:00
9月 5:30~18:30
10月 6:00〜17:30
11月 6:30~17:00
12月 7:00〜17:00
入園料
国の特別名勝に指定されているこの公園は、入園料が他の公園に比べて安いのも嬉しいポイントです。
・一般 大人410円 小人170円
・団体 大人330円 小人140円 (20名以上)
・回数券 11回綴 4100円
・年間パスポート(1人用)2,610円
・年間パスポート(3人用)5,230円
アクセス
住所:〒760-0073 香川県高松市栗林町1丁目20番16号
最寄り駅:ことでん栗林公園駅 徒歩10分
JR栗林公園北口駅 徒歩3分
新幹線・鉄道からのアクセス
【東京駅】−東海道・山陽新幹線/3時間20分−【岡山駅】−
【新大阪駅】−東海道・山陽新幹線/44分−【岡山駅】−
【博多駅】−東海道・山陽新幹線/1時間43分−【岡山駅】−
【岡山駅】−瀬戸大橋線快速マリンライナー/51分−【高松駅】−高徳線三本松行/5分−【JR栗林公園北口駅】
空路からのアクセス
高松空港/車で30分
まとめ
栗林公園は、四季折々の魅力が詰まった美しい公園です。
香川県を訪れる際はぜひ、立ち寄ってみてくださいね。